
「良い物件がぜんぜんない……」
お部屋探しをしていると、一度はそう感じたことがあるのではないでしょうか。でも、それは条件が厳しすぎるからとは限りません。今の賃貸市場そのものが、昔とはスピード感がまったく違うことが原因かもしれません。
人気のエリアや好条件の物件は、掲載されてから数日、早ければ即日で申し込みが入ります。「今週末にゆっくり探そう」と思っているうちに、候補はどんどん減っていきます。つまり、じっくり比較検討している間に、良い物件から順番に市場から消えていく。これが今の賃貸市場の実情です。
一方で、探しかたを少し変えるだけで、この流れに乗ることができます。新着情報をいち早くキャッチする方法、検索条件の考えかた、申し込みのスピードを上げる準備。どれも特別なことではなく、知っているかどうかだけの違いです。
「はやく決める」と「妥協する」はまったく別の話
タイパ、コスパという言葉が当たり前になった今、お部屋探しも「なるべく早く、なるべく安く」を意識する方が増えています。ただ、ここで誤解してほしくないのは、スピード重視イコール条件の妥協ではないということです。
探しかたを工夫してスピードを上げることと、住まいの質を下げることは、まったく別の話です。むしろ、無駄な検索や迷っている時間を減らせた分だけ、本当に大切にしたい条件——たとえば設備の充実度や駅からの近さ——には、きちんと時間とお金をかけられるようになります。時短で浮いた余力を、暮らしの質に再投資する。これが、この連載を通じてお伝えしたい「令和のお部屋探し」の基本姿勢です。
今日から7日間、「令和のお部屋探しテク」として、候補が枯れないための具体的な方法と、削っていい条件・投資すべき条件の見極めかたを1つずつご紹介していきます。明日は、「公開された時点でその情報はもう最新ではない」という、新着通知よりもう一歩先の考えかたについてお話しします。
内見なしでも条件から絞り込みたい方、遠方からお部屋を探している方は、ぜひこのままシリーズを読み進めてみてください。さくらの不動産R5では、来店不要でのご相談・オンライン内見にも対応しています。気になることがあれば、お気軽にLINEでご連絡ください。
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